2012年3月5日月曜日

伝統

始まりは1945年。






その歴史は60年以上。






 現在に至るまで美術展・民藝館展の数々の賞を受賞。




『スーパーはくとを身近に感じよう!!』シリーズ!



第3弾は因州・中井窯です!!




スーパーはくとの車内では洗面台の手洗い鉢に使われています。




皆さんは見たことがありますか?
シンプルですがオシャレなデザインですよね(^○^)



最初の写真には第1弾のブログの冒頭で言った
『因州和紙』を使用した照明や『倉吉絣』のカーテンもありますね。






ということで今回は鳥取市河原町中井にある窯元にお邪魔しました。


目印は大きな登り窯です!







ここで因州・中井窯について勉強です!!


因州・中井窯は緑、黒、白などの釉薬(ゆうやく)を組み合わせそれによって生じる色変わりの美しさを、様々な食器、花器等に活かしています。伝統の緑釉と黒釉を掛分けた染分けの意匠はその釉薬の発色のよさと対比が見事で、鳥取のみならず日本の民窯における代表作のひとつに数えられるようになりました。また、それら伝統の手仕事に加え世界的工業デザイナー柳宗理氏とのコラボレーション作品の発表等でも注目を集めています。

現在は二代目坂本實男・三代目章が暮らしに役立つ健全な器づくりに励んでいます。





・・・・・と説明が難しかったので頂いたパンフレットから
そのまま引用させていただきました(^_^;)



それでは中にお邪魔します。



中に入ると完成前の作品がたくさん並んでいます。





焼成前の器です。まだ色は付いていませんがきれいです






灰を釉薬に使用するので窯元には薪ストーブは欠かせないそうです。




こちらが三代目坂本章さん。ちょうど作品づくりの最中でした。
真剣な眼差しまさに職人です。








工房内の見学を終え、外に出ると煙突が見ていた登り窯です
工房で出来た作品がこの窯で焼かれるんです!
僕たちが行った日は使っていなかったので
中を見ることができました!



使っていないと暗くて怖いです。
この中でたくさんの作品が出来ると思うとなんだか不思議です





それでは次は家の中にお邪魔します。





玄関がちょっとしたギャラリーになっています!
ずら~っと作品がならんでいます。
こちらの作品は全て購入可能ですよ(^O^)/








艶のある黒や白と緑の鮮やかさの染分けが印象的です。





お茶をいただき横の客室で作品を見ながら三代目の坂本章さんに
いろいろな話を聞かせていただきました。

因州、中井窯は昨年愛知県の豊田市民会館で開催された
企画展 手仕事の現代日本
―日本民藝館収集資料から―
という企画展にも作品を出展されていました。
全国的に有名だそうです。





元サッカー日本代表・中田英寿さん
も訪れ、陶芸体験をされたそうです。
中田英寿さんは全国各地を巡り日本の文化や伝統を知る
Revalue NIPPONという旅をされています。
中田英寿さんはやっぱりオーラが違ったそうです。









焼き物等の職人さんは頑固者(失礼ですが(^_^;))のイメージがあったのですが
坂本さんは思っていたイメージと違い物腰が柔らかい
優しい方でした






陶芸のイメージも茶色や黒など渋いイメージがあったのですが
 因州・中井窯のデザインは黒と白と緑で面白くておしゃれな上に
日常生活に取り入れれるような作品が多くて使いたくなりますよね!
伝統を目の当たりにし陶芸や焼き物の世界のイメージが
ガラリと変わった一日でした(^○^)









今回僕たちが見学させて頂いた場所は一般の方も見学可能ですが
要予約ですので事前に電話をお願いします。体験はできないそうです。
時間は9時~18時です!
0858-85-0239





アクセスが少し悪いのですが
スーパーはくとで見学に行く方は鳥取駅で降車しバスがあります!
西郷・散岐線に乗り40分程度の『中井橋』で降車し歩いてすぐです!
郡家駅で降車しタクシーで行くのも有りだと思います!


平日用・休日用ダイヤがありますのでお間違えのないよう
バスの時間をこちらで確認してみてください!
日ノ丸自動車株式会社:路線バス時刻表




それでは次が最後の第4弾!!お楽しみに~~~




 




より大きな地図で 因州・中井窯 を表示
 

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